“SWAYのユニフォームが欲しい”

この一言から始まった丁度いい制服探し。その一端をご紹介します。

我々にとって“丁度いい”とは何か。

・現場での作業や打合せが多いため、動きやすく丈夫なもの。

・汚れても問題ないもの。（費用面、精神面でも）

・ブランドのコンセプトが我々と合っているもの。

この３点がノミネートされ、合うものを探す広い広いネットの波に揺られること数時間。

埒が明かないことを早々に悟った我々は、新竪町出口に程近いセレクトショップCOPYLEFT の塩田さんに話を聞きに行くのでした。

COPYLEFTはオーナーの塩田さん夫妻の琴線に触れたユニークな品々が、ペルシャ猫よろしく品よく鎮座しています。

我々の“丁度いい”を塩田さんに伝えたところご紹介頂いたのが、POSTALCOです。

POSTALCOのコンセプトに我々は深く共鳴しました。

数多くある中でも、建築や構造物からもインスピレーションを受け、ものづくりをしているという点に、何とも言えない繋がりを感じました。

また、人間の可動域、動きやすさを考えられた衣服の設計は、ここから何年も使う制服にするには余りあるほどの贅沢を感じました。

説明を受けて、鼻息を荒くさせて帰社しさっそく社長に報告。

正式に（非公式に？）SWAYユニフォームになることが決定しました。

何年も使い続け、経年変化を楽しむ。建築も衣服も人も同じ。

いつの日かブランドオーナーと対談なんか出来ちゃったりして。なんて妄想しながら今日も身にまとうのです。

Photo：Yamagishi Yoshiki

Text：Komine Souta